こんにちは。
前回、【dyson pure cool】の分解の際に【Microlon】という潤滑油を添付したお話をさせて頂きました。

実はその後、【dyson pure cool】を再度分解して別の処理をしました。
その経過が順調だったことと、【dyson cool】の分解後に【F3】エラーが出て止まってしまう事象が発生したため、

今度は【dyson cool】を再度分解して、同じ処理をしました。
今回は、そのことについてお話します。
もくじ
【必読】分解する前の注意点
くどいようですが・・・
危険を伴う作業なので、ブログの内容が理解出来ない方は
決して分解しないで下さい!
あと、分解した後に動かないからといって「話そうdyson」に問合せとか
絶対にしないで下さい!(>_<)
手順①電源を抜く
電源は抜いて下さいね!
手順②カバーを取る



このネジを外します。
使用するドライバーは「トルクスの8番」です。



手順③フィンカバーを取る
カバーを外すとフィンとフィンのカバーが見えます。

赤丸の4本のネジを、手順②で使用したドライバー「トルクスの8番」で外します。

手順④フィンを外す
ここも、写真赤丸の4本のネジを外します。

このネジはドライバー「トルクスの15番」を使用します。

フィンが外れると、モーターが見えます。



この【ケーブルの配線】の状態を忘れない下さい!
元に戻すときは必ず同じ位置に配線を配置して下さい。

手順⑤各部清掃
掃除機でホコリを丁寧に取ってあげましょう!(^^)/
手順⑥【Microlon HYBRID】の添付
清掃のみの方は、この手順は飛ばして下さい。
ここからの作業は、液体を扱うので必ずビニール手袋を
着用して作業して下さい!
軍手、弱電作業用手袋では液が皮膚に付く恐れがあります。
前回と違うのは【Microlon】の潤滑油ではなく、【Microlon HYBRID】という
エンジンオイル添加剤です。

なぜ「エンジンオイル添加剤」かと言いますと
この【Microlon HYBRID】はエンジン内部のキズをコーティングする効果がある
そうで、しかも【HYBRID】はHYBRID車用に作られた
短時間でコーティングする(車で1時間走行)
そうです。
私はモーターの軸受けなどの回転部に添付すれば
- 回転がなめらかになる
- 音が静かになる
等の効果があると思いました。
で、【dyson pure cool】に添付して5ヶ月経ちましたが、
- モーター音は静かになりました。
- 振動が若干収まりました。
なんと言っても
【F3】エラーで止まらなくなりました!
でも、この手の添加剤とかって・・・
【うさんくさい】
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は清掃後、組み立てて終わりにして下さい。
では、本題にもどります!

3mlくらい入るスポイトを用意して下さい。
【Microlon HYBRID】も【スポイト】も【Amazon】や【楽天市場】で購入出来ます。
- まず、【Microlon HYBRID】をよーく振った後、スポイトに2ml取ります。
- 次に、コンセントを差し込みます。(ファン部分がどこにも当たらないように!)
- モーター部分をしっかり持ちます。(白い部分です)
- 電源を入れて、スグに【風量1】にします!
- モーターの軸部分から、【Microlon HYBRID】をゆっくーりと注入します。
- 注入し終わったら、コンセントを抜いて漏れ出た液体を拭きます。
- モーターファン部分を元に戻します。(本体に戻します)
手順⑦組み立て
分解とは逆手順で組み立てていきます。
- まず、配線を元に戻します。
- フィンを取り付ける際に注意が必要です。
赤丸の【配線】が溝に入り、黄色丸の【ネジ部分】が下のモーター受け部分に合い、なおかつオレンジの丸の【フィンカバー】にネジ穴が通るように組み付けます。ぷーななこれがすんなりいけば、後はラクですよ - フィンカバーの【配線を通す部分】を合わせて、ネジを締めます。
- カバーを元に戻します。
手順⑧試運転

この状態でコンセントに差し込み、電源を投入します。
Microlon HYBRIDが飛び散るかもしれないので、屋外か、換気扇の下でして下さい。
異音や変な振動が無ければ、このまま、出来れば30分は運転して下さい。
あとは風が出る筒を取り付けて、さらに1日は連続して運転して下さい。
風量は【1】でもいいです。動かし続けるのが重要です!
まとめ
今回の作業は
運転させながらの添加剤注入
という、さらに難易度が高い作業になります。
繰り返しになりますが
機械いじりが得意で無い方は、分解しないで下さい!
けがをしては、全くもってつまらないです。
これはあくまでも
趣味の一環です! 楽しんで作業しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。