ITいろいろ

HT801 VoIPアダプタ forぷららフォン【完全版】

こんにちは。

【Grandstream HT801 VoIPアダプタ ATA for ぷららフォン】

の設定のご紹介したいと思います。

(あまり需要はないかな???)

このブログは「2019年3月18日」にアメブロに掲載したものを加筆修正したものです。

【必読】ご覧頂く前に

まずは以下の注意点を了承の上、ご購読下さい。

”本製品は「NTTぷらら」の提供する「ぷららフォン」の正規対応品では

ありません。

本製品の利用でいかなる事態が起ころうとも、筆者及び関係する企業は

一切責任を負いません!”

という事で、本題です(^_^)

設定その1 【ぷららフォン】の申込み

まず、NTTぷららに「ぷららフォン」の申込みをします。

翌日には、設定リストがぷららのメール宛に届きます。

—————————————–

SIP_SV:p50****.ipphone.plala.or.jp

SIP_PORT:5060

regSV:p50****.ipphone.plala.or.jp

regPORT:5060

SIP_DOMAIN:ipphone.plala.or.jp

SIP_ID:********

SIP_PW:*******

TEL:050********

—————————————–

設定その2 【HT801】へ接続

パソコンを使って【HT801】へアクセスします。

参考までに、うちの環境はこうなってます。

NTT RT-500KI(ルーター) → HT801 → Panasonicの電話機

ルーターに【HT801】とパソコンを繋ぎ、【HT801】に電話機を繋ぎます。

まず最初に受話器を上げ

【*】を3回プッシュします。

ガイダンスが流れたら【02】をプッシュします。

すると、英語で「192.168.*.*」 (*は数字です) とボソッと言ってくれます(^_^;)

それをRT500-KIに繋いだPCのブラウザを立ち上げ、アドレスバーに

http://192.168.*.*/ (*は数字です)

と打ち込みます。

【HT801】に割り当てられるIPアドレスはルーターのIPアドレスに寄ります。

プライベートアドレス(10.*.*.*・172.*.*.*・192.168.*.*)とサブネット

(大抵は255.255.255.0 ”/24”です)を確認しておくとラクです(^^)/

設定その3 「STATUS」の設定

まず、【ログイン】画面が出ます。(画像が無くてゴメンなさい!)

Userは【admin】です。

Passwordも【admin】で操作画面にログインします。

まず【Grandstream HT801】のファームウェア(Firmware)の確認です。

当初、色々と参考にしながら、それぞれの値を変更、入力しましたが、

ちょっと【Registered】したと思ったら、【Not Registered】に・・・(>_<)

ここはファームウェアをアップしてみてどうかを検証してみようと思いました。

【Software Version】の【Program】が購入当初は

【1.0.8.7】

でした。

その時にあった最新のFirmwareは

【1.0.9.3】

でした。

ファームウェアはこちらです。

http://www.grandstream.com/support/firmware

しかし、【1.0.9.3】では何をやっても【Not Registered】でした(>_<)

しばらく放置して・・・

再度挑戦しようと、まずはファームウェアが上がっていないかを確認しました。

そうしたら

【1.0.10.6】

が出ていました!!!

早速ダウンロードしてファームウェアをアップ。

その後に、本体裏の【リセットボタン】を押して、工場出荷時状態に戻しました。

現在の最新のファームウェアは【1.0.11.6】です。

ファームウェアを【1.0.11.6】にアップしても通信が出来ました。

是非アップして下さい!【2019年8月11日加筆】

 

 

設定その4 「BASIC SETTINGS」の設定

Userは【admin】で、Passwordも【admin】で操作画面にログインします。

【BASIC SETTINGS】でしたことは

○Disable SSH →「Yes」

○Disable Telnet →「Yes」

(画面は「No」になってます・・・(>_<))

ブラウザでしかアクセスしないのであれば、余計なポートは閉じておいた方が、セキュリティーの向上になります。

○Internet Protocol →IPv4 Only

○IPv4 Address →dynamically assigned via DHCP

(これは固定IPアドレスにしても変わらないと思います)

○Time Zone →GMT +09:00(Japan・・・)

で最後に

【Apply】で変更が保存されます。

(変更の保存の画面に推移します)

操作途中で【Update】を押せば、変更した状態が保存されます。

(そのまま入力画面になります)

値を変更したら、必ず【Update】もしくは【Apply】を押して保存して下さい!

設定その5 「ADVANCED SETTINGS」の設定

ここでは、【Password】を変更しましょう!

○New Admin Password → ********(複雑な方がいいです)

 Confirm Admin Password → 上と一緒で。

ここで1度【Apply】を押して【Reboot】をすることをおすすめします!

なぜならログイン出来なかったら、この後の操作が無駄になるからです(^_^;)

【Reboot】 した場合、再度ログインします。

ここで私は

【Always Check for New Firmware at Boot up】

を選択していますが、

「Firmwareをむやみにアップしたくない方は

設定に気をつけて下さい!」

ここは変更するところは無いです。

ここも変更無しで。

○Dial Tone →「f1=400@-19,c=0/0」

○RingBack Tone →「f1-400@-19,f2=384@-20,c=1000/2000;」

○Busy Tone  →「f1=400@-19,c=500/500」

○Reorder Tone →「f1=400@-19,c=500/500」

https://itevangelist.net/blog/voip-adapter-ht701-ip-phone-change-to-fixed-line-phone/#toc10

さんのブログを参照させて頂きました!

ありがとうございましたm(_ _)m

○NTP Server →「ntp.nict.jp」

○Automatic Reboot →「Yes,reboot every week at day 1」

ここは、HT801をいつリブートするか、またはしないかの設定です。

【NO】でも特に問題は無いと思います。

設定その6  「FXS PORT」 の設定

いよいよ、本格的な設定に入ります!

まずは

【Primary SIP Server】ですが、ぷららフォンの設定では

【SIP_SV:p******.ipphone.plala.or.jp】

と記載されていると思われます。

ですが、【ipphone.plala.or.jp】で大丈夫でした。

○NAT Transport →「UPnP」

他のIP電話の設定は

【Keep-Alive】

が多いのですが、私は【UPnP】で認証されました。

○SIP User ID →(メール記載の電話番号)

○Authenticate ID →(メール記載のSIP_ID)

○Name →(メール記載の電話番号)←これは記載の必要は無いかもです。

○Support SIP Instance ID →「No」

○Check SIP User ID incoming INVITE →「Yes」

ここで1度【Update】をクリックして、保存しましょう!

ここは変更無しです。

○Allow Incoming SIP Messages from SIP Proxy Only  →「Yes」

○Preferred DTMF Method

Priority1 →「In-audio」

Priority2 →「RFC2833」

Priority3 →「In-audio」

設定変更無しです。

○Preferred Vocoder choice1~8 →「PCMU」

ここで一度【Update】をクリックして、保存しましょう。

○SLIC Seting →「JAPAN CO」

○Celler ID Scheme →「NTT Japan」

そして最後に

【Apply】を押して【Reboot】をクリックして再起動して下さい!

設定その7 「認証」の確認

本体の【電話のマーク】が光れば認証完了です!

念のために【HT801】の設定画面にログインして【Port Status】が「Registered」に

なっているか、確認しましょう。

本体の【電話マーク】が光らない場合は再度設定画面にログインして【Registration】が

「Registered」になっているかを確認して下さい。

「Registered」にならない場合は【NAT Traversal】を「Keep-Alive」にしてみると

良いかもしれません。

まとめ

今回はあまり需要がない!?情報を書かせて頂きました。

IP電話は通話料金が安いので、環境がある方は是非活用してみてください。

最後に・・・

*HTシリーズの情報を公開して頂いている全ての皆様に感謝です!!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。