こんにちは。
働き方改革から、テレワークが推奨されています。
では、実際にどのように導入すればいいのでしょうか?
外部から会社のPCにアクセスするには?
テレワーク導入は、大がかりでお金が掛かると思われがちですが、意外と簡単に低価格で出来ます。
どうするかと言いますと、VPNを使って、会社のWindowsPCにリモートアクセスするのです。
今回は【ハードウェアVPN】では無く、【ソフトウェアVPN】を使い方をご紹介します。
ソフトウェアVPNとは?
【ソフトウェアVPN】とは、会社のPCと自宅のPCをソフトウェアを使って繋ぐ仕組みです。
この他に【VNC】という方法がありますが、おすすめ出来ません。
セキュリティーレベルを落とすからです。
その点【ソフトウェアVPN】なら、インターネット回線に仮想のトンネルを作り、その中を通して通信するので、インターネット回線に通信の内容が出ることがないのです。
SoftEther VPN
いろいろなソフトウェアがありますが、【無料】で利用出来るソフトウェアがあります。
SoftEther VPN です。
このソフトウェアは、【筑波大学】が開発、配布を行っています。
(SoftEther プロジェクト)
企業向けには、有料の PacketiX VPN があります。
違いは、認証方法が「パスワード」以外に「証明書認証」があるなど、よりセキュリティーが高い運用が出来ます。
リモートアクセス VPN 構築方法
これはもう、SoftEther VPNのホームページを見て頂いた方が早いですm(_ _)m
ただ、【ちょっと見では分からない】方が多いかも・・・なので、私が箇条書きで短く説明します(^o^)
①会社のPCに【SoftEther VPN Server】をインストールします。

②【SoftEther VPN Server】で、「仮想HUBの管理」から【ユーザー】【ポート】【仮想HUB】を設定します。

③「ダイナミックDNSの設定」で、適当なホスト名を決めます。

④決めた「ホスト名」を入力して、「サーバの管理」の画面にある【ポート】を選択します。仮想HUBはデフォルトで「VPN」でいいです。

⑤私はここで【SoftEther VPN Client】をインストールします。
⑥インストールしたら、ガイドの通りに【Server】と同じ設定をします。


⑦「仮想LAN」をインストールしたら、設定です。


⑧適当な「プライベートアドレス」例えば【192.168.1.1】などを設定します。
⑨接続します。
⑩今度は「クライアントPC」にも【SoftEther VPN Client】をインストールします。
⑪設定するIPアドレスは会社PCで設定したIPアドレスと同じプライベートアドレスで、例えば【192.168.1.2】を設定します。
⑫接続します。


⑬後はリモートデスクトップで【192.168.1.1】に接続すれば、リモート接続は完了です。
まとめ
駆け足で説明させて頂きましたが、この他に「リモートデスクトップ」の設定も必要です。
その辺りは今回、説明を割愛させて頂きました。
安全で簡単にリモートアクセス出来る【SoftEther VPN】、おすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。