こんにちは。
今年最初のネタはVPS(KVM)の比較です。
なぜこの企画を?
そう、この手の企画は色々な方がやっていると思うのです。
なので、目新しい事ではないです。
ただ・・・
Conoha(GMO)の【超高速・高性能】が目に付いたので
ホントに???
と思ったからです。
まずはVPS選び Conoha
プランは【メモリ 1GB/CPU 2Core】
で月額900円を選択しました。
Conohaの良いところは
○最新のOSが使える(CentOS8も)
○自分の好きなOSのイメージを使える
○IPv4、IPv6両対応
でしょうか。
構成は
CentOS7.7・Apache httpd(2.4.6)・PHP(7.3.9)・MySQL(8.0.17)
です。
NTT PC WebARENA
こちらはリージョンが1,2とありますので、
リージョン1はTokyoで【メモリ 2GB/CPU 3Core】
で月額1,440円を選択しました。
WebARENAの良いところは
○SSHは鍵でログイン
・・・位ですかね???(^_^;)
気になったのは
○最新OSはCentOS7.4だがサポート対象外
って・・・(^_^;)
構成は
CentOS7.4・Apache httpd(2.4.6)・PHP(7.1.33)・MySQL(5.7.28)
です。
リージョン2は新プランでTokyoの【メモリ2GB/CPU 2Core】です。
構成は
CentOS7.4・Apache httpd(2.4.6)・PHP(7.1.33)・MySQL(5.7.28)
です。
さくらインターネット VPS
最後はさくらインターネットのVPSです。
リージョンは【石狩】【東京】【大阪】とあり、値段が違います。
今回は【石狩】と【東京】でプランは【メモリ1GB/CPU 2Core】です。
さくらインターネットの良いところは
○自分の好きなイメージでサーバーを作成出来る
○IPv6対応
ですねー
ちょっと・・・なところは2週間お試しはありますが、本使用の際は3ヶ月前払いです。
初期費用的な感じがあります。
構成は
CentOS7.7・Apache httpd(2.4.6)・PHP(7.3.9)・MySQL(8.0.17)
です。
WordPressで実験!
まずはConohaご自慢の「最速表示」を検証しました。
測定方法
各サイトをSEOチェキ!で読込、ページ読込時間とファイルサイズから1KBあたりの読込時間を計算。(計測:2020年1月17日19時頃)
VPS |
ページ読込時間 |
ファイルサイズ |
速さ |
---|---|---|---|
さくら 石狩 | 0.459秒 | 35.1KB | 0.005s/KB |
さくら 東京 | 0.609秒 | 89.1KB | 0.007s/KB |
WebARENA 東京1 | 1.511秒 | 111.5KB | 0.014s/KB |
WebARENA 東京2 | 1.052秒 | 53KB | 0.020s/KB |
Conoha | 0.847秒 | 32.5KB | 0.026s/KB |
さくらインターネットの石狩が1番でした。
まぁ、目に見えて遅いという事はないですが、【Conoha】は1番遅かったです。
計算能力測定
では、サーバーの計算能力を測定してみます。
測定方法は「終電23時15分って早くね?」さんのブログで紹介されている「iptables」のフィルターを構築するスピードを測定しました。
(不要なポートへのアクセス制御(iptables)を参照させて頂きました。ありがとうございました。)
VPS | 「sh iptables.sh」コマンドの終了までの時間 |
---|---|
さくら 石狩 | 10分31秒4 |
さくら 東京 | 13分31秒8 |
WebARENA 東京1 | 14分19秒0 |
WebARENA 東京2 | 15分20秒8 |
Conoha | 14分20秒9 |
以外な結果だったのが
【WebARENA 東京1】
メモリ2GB/CPU3Coreで1番早いかと思いましたが・・・
1番は【さくらインターネット 石狩】でした。
他より3分も速いとは・・・(^o^)
設備が1番新しいのでしょうか?
まとめ
今回は主にホームページ向けに絞った測定でした。
LAMP環境でWordPressですので、今1番主流かな?と思います。
で、「Conoha」は・・・
私的には費用対効果で【さくらインターネット 石狩】がオススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。